Mobile Learning


人とコンピュータ6

将来におけるコンピュータの利用

_ 将来はパソコンがなくなる!? 

 現在はコンピュータというとパソコンを思い浮かべる人が多いだろう。しかしそのパソコンが近い将来なくなってしまう、と言う研究者がいる。
 それはどうしてだろうか?理由は2つ挙げられるが、どちらもパソコン特有の問題点である。

理由 .僖愁灰鵑了箸い砲さ
 パソコンの特徴として「汎用性」というものがあげられる。つまりソフトウエア次第でどのような用途にも使えるということである。電話機であれば電話をかける、テレビであれば番組を見るという用途にしか使えないのに対し、パソコンはソフトウエアさえインストールすれば1台で電話をかけることも、番組を見ることもできる万能品なのである。
 しかしこのことが逆にパソコンを使いづらくしている。電話機やテレビであればボタンを数回押すだけで簡単に使えるが、パソコンでは電源を入れて、電話機あるいはテレビのソフトを開いて、ボタンを押して…と手順が多い。
 このようにパソコンは、その汎用性のためにとても使いづらくなっているのである。

理由◆.僖愁灰鵑里錣りにくさ
 パソコンにはわかりづらいという側面もある。
 先ほどあげた「汎用性」というパソコンの特徴を実現するためには、「ソフトウエアのインストール」という作業が必要である。では『ソフトウエア』『インストール』とはいったい何なのか、と聞かれたら困ってしまう人も大勢いるだろう。それ以外にも『OS』『ダウンロード』『PPPoE』など難解な専門用語はたくさんある。それがまさに電話やテレビにはない、パソコン特有のわかりにくさなのである。

 以上にパソコンの問題点を挙げたが、これらの問題点を克服できる新たなシステムを作ろうという動きがある。いわゆる『ユビキタスコンピューティング』というのがそれである。『ユビキタス(Ubiquitous)』とは偏在するという意味であり、どこでもコンピュータが使える環境を作ろうというものである。これはパソコンがどこにでもあるというものではなく、ネットワークで繫がれた個々の機能を持った機器があちこちに散らばって人間をサポートするというものである。例として、キーボードを使わずにノートに書き込むようにして使用できるワープロやほしい情報をどこでも瞬時に検索できるシステムなどがあげられる。そのようなシステムが完成すれば、現在のパソコンよりさらに身近に、さらに使いやすいコンピュータ環境ができあがるであろう。


_ 将来はインターネットがなくなる!?

 現在、情報の検索方法のひとつとしてインターネットが広く利用されているが、このシステムがなくなってしまう可能性がある。インターネットは脆弱性が多く、そのため、コンピュータウイルスや著作権の問題など、数多くの問題が存在する。しかしながら、現在のシステムではこれらの問題をすべてチェックすることは不可能である。  これを改善するために、現在、これらの問題を克服できる新たなネットワークを作るという動きもあるようである。

_ 将来のコンピュータ像

 将来は『ユビキタスコンピュータ』が普及すると思われる。これは数十年先の話だといわれている。『ユビキタス』とは偏在性という意味で、「いつでもどこにでもコンピュータが存在する」社会が形成されるということだ。部屋の壁やペンにまで小型コンピュータが埋め込まれるという話もあるほどだ。ペンがなくなれば、コンピュータ同士が交信をしてペンの場所を教えてくれる、ということもできる。これによって便利な社会になると思われるが、プライバシーの問題や技術的な問題など、問題は山積みである。また、利用者(つまり私たち)のモラルもいっそう重要になるため、そのような教育もいっそう強化しなければならない。  しかしながら、そのような理想的な社会が形成されれば、社会はもっと便利で、もっと居心地のよいものになるだろう。

 
Last-modified: Mon, 25 Jul 2005 15:19:24 JST (5606d)