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情報社会論2009 のバックアップ(No.9)


情報社会論〜超効率主義の構図〜

_ ねらい

年功序列・学歴主義・業績主義(メリトクラシー)の崩壊のあとに台頭してきたのは,効率主義である.つまり,国内の工場で長い年月と労力をかけてしかも高い賃金を支払わなければいけない熟練工を育てるよりも,安い賃金で雇えるならばよその国から優秀な熟練工を連れてこよう,あるいは工場ごと海外に移動し低コストで世界相手に大量に製造 していこうという発想である.学歴も業績も問わない,即戦力となる人材が可能な限り低コストでほしい,ルーチンな作業をこなすのは高いコストのかかる正社員でなく作業量に応じて調整のきく非正規の社員で補いたい,幹部候補として育てるためには途中で退職する可能性が低く育てた後も長く貢献してくれるできるだけ若い人材の方がいい. このように現代の日本社会は,低コスト高効率を極限まで追求しようとする傾向が非常に顕著であり,この傾向を超効率主義と命名しており,超効率主義の構図について議論する.

_ 目標

課題の発見、問題解決能力の育成。

_ キーワード

情報社会,超効率主義,情報モラル,Web2.0

_ 授業計画

第1回 オリエンテーション。情報社会のメリットとデメリットについて。 
第2回情報社会の進展に伴う社会構造の危機。ジニ係数http://www.stat.go.jp/data/soutan/sokuhou/nen/index.htm。→( [添付])→( [添付]
第3回情報社会の進展に伴う社会構造の変化。→( [添付]
第4回〜第7回関心のある企業を一人ひとつ決め、企業のバックグラウンドや人材育成、社会情勢、雇用体制など、様々な要因に関するポートフォリオを作成し、株価推移を予測する。
第8回〜第15回情報社会をテーマとしたディスカッションとプロジェクト学習
  • 提出物は、必ず左上をホチキスかクリップで止めて提出すること。
  • 10/30は休講

_ 宿題

  • テキスト第2章「情報社会の進展に伴う社会構造の危機」の要約を行い、情報社会の進展に伴う社会構造の問題点を箇条書きにする。要約はレポート用紙1ページ以上。社会構造の問題点は、図で表してきてもよい。(手書きでもワープロでもよい。10月9日の授業の時に持参すること。)

_ 【学習の方法】

受講のあり方説明された知識を吸収しようとするのではなく,自分で考え探求すること.このサイトは、黒板代わりに使います。授業中に書き加えますが、次週までに消すこともあるので、記録を残しておきたい人は、PDF作成ソフトを利用して保存しておくこと。
予習のあり方事前にテキストを読んでおくこと。復習のあり方課題は次の週まで残さない

_ 【成績評価の方法】

  • ポートフォリオ
  • プロジェクト学習の成果物
  • その他小課題

_ 【テキスト】

『情報社会論〜超効率主義社会の構図』北大路書房 (2007).~

_ 【参考書】

『「誰でも良かった殺人」が起こる理由 ― 秋葉原無差別殺人事件は何を問いかけたか』日本標準ブックレット(2008)
『ケータイ不安〜子どもをリスクから守る15の知恵』NHK出版生活人新書(2008)
『現代のエスプリNo.492 ネットジェネレーション バーチャル空間で起こるリアルな問題』至文堂(2008)
『ネットジェネレーションのための情報リテラシー&情報モラル〜ネット犯罪・ネットいじめ・学校裏サイト』 大学教育出版 (2008).
『サイレント・レボリューション』 ぎょうせい(2006).
『実践情報モラル教育〜ユビキタス社会へのアプローチ』北大路書房 (2005).
『児童生徒が喜んで挑戦するコンピュータ課題集〜情報活用力の育成を目指す』明治図書 (2003).
『ポートフォリオで情報科をつくる〜新しい授業実践と評価の方法』北大路書房 (2002).

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