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04m005大気汚染

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*大気汚染の原因(大気汚染物質の種類)  

 大気汚染物質は、自然に発生(自然発生源)する場合と工場等の固定発生源、自動車等の移動発生源など私達が社会活動を行うことによって発生する場合があります。発生する形状もガス、エアロゾル(大気中に浮遊している固体・液体の微粒子状物質)、粒子と様々です。

 大気汚染物質は、大気汚染防止法で定められています。大気汚染防止法では、工場や事業場の施設ごとの排出規制、指定地域での総量規制、自動車排出ガスの許容限度の設定などによって大気汚染の防止を図っています。

 対象物質として、ばい煙(硫黄酸化物、ばいじん、有害物質5種)、粉じん(一般粉じん、特定粉じん)、自動車排出ガス、特定物質(28物質)、1996(平成8)年の法改正によって指定された有害大気汚染物質(234種類,うち指定物質3物質)が該当します。

**日本の大気汚染の歴史  

 わが国の大気汚染の歴史は、「公害」という言葉さえ定着していなかった明治政府の殖産興業政策時代に遡ります。わが国の大気汚染は、その近代化の歴史のなかで幾度かの時代の節目を経つつ態様を変えてきました。第二次世界大戦後、他国に類のない経済発展を遂げたわが国は、さらに深刻な環境汚染を経験することとなり、大きな社会問題となっていきました。これらの問題に対処するため、公害対策基本法(1967年(昭和42年)制定)をはじめとする環境法が整備され、公害の克服に相当な成果を上げました。

 近年では、都市・生活型公害や地球環境問題などの新たな環境問題が顕在化してきたことから、1993年(平成5年)には、地球環境時代にふさわしい新しい枠組みとして、環境基本法が制定され、これに基づき、政府が一体となって施策を講じるための環境基本計画が策定されました。

 人類の生存基盤である環境を保全し、地球環境問題や大気汚染問題を含む幅広い今日の環境問題に対処するためには、「循環」、「共生」、「参加」、「国際的取組」の4つの原則に基づいて、環境問題に対する国民的合意、環境基本法に基づく施策体系の整備、それにふさわしい行政組織の改編などの新しい環境政策システムの構築が必要となっています。

 本ページは、環境再生保全機構において刊行した「日本の大気汚染経験」(1997年刊行、日本の大気汚染経験検討委員会編)、「日本の大気汚染の歴史」(2000年刊行、責任編集/大気環境学会史料整理研究委員会)等を基に環境再生保全機構において編集したものです

**大気汚染の状況  

 第2次世界大戦後、著しい経済発展とともに深刻な大気汚染が大きな社会問題となりました。対策として、大気汚染防止法の制定(1968(昭和43)年)、大気環境基準の設定(1969(昭和44)年より順次)、大気汚染物質の排出規制、全国的な大気汚染モニタリングの実施等の結果、硫黄酸化物(SOx)や一酸化炭素(CO)による汚染は大幅に改善されました。しかし、近年の自動車交通の増加から、窒素酸化物(NOx)及び浮遊粒子状物質(SPM)による汚染は、なお大きな課題となっています。

   

**大気汚染防止対策(大気環境改善対策)  

 硫黄酸化物を中心とする産業公害対策は着実な進展をとげましたが、1970年代後半から大都市地域を中心とした都市・生活型の大気汚染が問題となり、深刻な状況が続いています。その発生源は、工場・事業場のほか、年々増加する自動車(移動発生源)であり、ディーゼル車から排出される窒素酸化物(NOx)、浮遊粒子状物質(SPM)対策が重要な課題となっており、より一層の対策の実施や国民の方々の対策への理解と協力が必要となっています。

**大気汚染防止対策(固定発生源対策)  

 私達が社会活動を行なうことによって発生する大気汚染物質の発生源には、工場、事業場などの固定発生源と自動車、航空機などの移動発生源があります。  固定発生源については、ボイラーなどのばい煙発生施設、コークス炉などの粉じん発生施設から発生する大気汚染物質を除去するために次の4つの技術が開発されています。

 ・集じん …気体中に浮遊する粒子を分離・除去する技術  ・排煙脱硫…排ガス中の硫黄酸化物(SOx)を除去する技術  ・重油脱硫…重油中の硫黄分を除去する技術  ・排煙脱硝…排ガス中の窒素酸化物(NOx)を除去する技術

参考アドレス http://www.erca.go.jp/taiki/ 画像参考アドレス http://www.pref.hyogo.jp/JPN/apr/soshiki/taiki.htm

*大気汚染により起こる病気

 大気汚染により児童の喘息様症状などの呼吸器疾患が持ち上がる。この病気の特徴は、肺への空気の出し入れが悪くなるということです。この病気が発症すると、全身が痙攣し、瞳孔が開きます。

感想  大気汚染を調べて、大気汚染物質は年々減少していることはわかりましたが、今だ油断の許さない状況であることには変わりはないと思うので、今後も各企業や一人一人の意識の向上が必要であると思います。 文責 別所洋平

 
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Last-modified: Wed, 19 Nov 2008 14:41:43 JST (5606d)