Environmental learning


03A205 岩下晃憲

_ <持続可能な地球環境を守るために>

_ [我々建築を学んでいる、そして卒業と同時に社会へ足を踏み出してゆく。そして持続的社会の実現を建築活動において展開する上での課題]

_ 1.長寿命

今日の日本の建築は、その多く25〜30年で建て替えられている。これに比べヨーロッパの建築は数世紀に亘って利用され続けることは普通であり、アメリカでも100年程度の寿命の建築は珍しくない。かつては日本でも、100年を超える長期間の使用はごく一般的であった。建築が短寿命であることは、単に社会資産の形成が遅れるのみならず、地球温暖化の原因である二酸化炭素排出、森林の破壊や大量の建築廃材発生などのきわめて深刻な問題を生んでいる。 これからは、現存する建築はできるだけ長く使い続けられるよう対策を講じると同時に、新たにつくる建築は長期間の使用に耐えられるように、計画の初期の段階から充分に検討を行い、完成した後も継続的に適正な維持管理を行うことが、基本的な条件である。

_ 2.自然共生

日本はモンスーン地帯に属し本来豊かな自然をもつ地域であり、伝統的建築はその自然を享受し自然と共生する環境を育ててきた。しかしとりわけこの半世紀、無秩序に開発された都市や建築が、地域に存在してきた生物種の多様性を失わせる大きな原因となった。また、ヒートアイランド現象やさまざまな都市公害が、生態系を破壊しただけではなく人々にとっても不快な環境を生み、やすらぎや憩いの空間をあらかた失わせ、人々を自然から遠ざけてしまっている。今後は、地上に存在する種の健全な持続性を目指し、我々の生活の周辺において多様な生物が身近に感じられる環境を再構築することが、極めて重要な課題となる。

_ 3.省エネルギー

今や都市・建築は、その建設や運用に膨大なエネルギーを要するものとなってしまっている。また、地球温暖化への要因の4割は、建築の生産から施工、運用、廃棄にいたるライフサイクルでのCO2排出による状況となっている。石油をはじめとする化石資源は有限であり、エネルギー源としての利用は温暖化に直結することからも、その使用を野放図にしてはならない。そのためには化石資源による在来エネルギーの利用を大幅に低減・効率化し、自然エネルギーや未利用エネルギーを活用する都市・建築に転換しなくてはならない。

_ 4.省資源・循環

地球上の資源は有限であるが、建築分野での過剰消費は、資源枯渇や産業廃棄物の問題を深刻化させてきた。すでに日本各地の最終処理場はほぼ満杯である。建設関係廃材は最終処分量の4割におよぶと言われている。新たな資源はできるだけ使わず、建設地からで極力廃棄物としては出さずに再使用・再生利用し、循環していくことが必要である。

_ 5 . 継承

我が国の多くの都市の景観は、慈しみ守り育てようという市民の支持が得られるようなものでなくなっている。建築は、先人達の資産としてあらゆる人々に引き継ぎ、また、未来の子ども達に資産として継承していかねばならない。良い建築文化を残さねばならないのと同様に、残せるような建築文化を創らねばならない。  さらに、現在の私達の建築活動は、未来を築く子ども達が元気に、健やかに育つ環境を保障するものでなければならない。今、子ども達の生活環境は、その健全に育つための環境として良いものになっているだろうか。建築も都市も子ども達を圧迫し、追いつめ、孤立させていないだろうか。次の時代をつくる子ども達のための良い成育環境を私達は整備しなければならない。

_ *自分の意見

自分は「持続可能な」という事を重点において考えていました。それにわ色々な方法・手段があると思います。例えば住宅において、適切な維持保全により、老朽化することなくむしろ価値を増すような建築は、より長く残し使い続けたいという強い愛着心を育てることができる住宅を目指す。維持保全の困難さや老朽化による経費の増大が建築の寿命を短くすることを防ぐため、容易に建築の維持保全ができるように対策を講じる事が必要だと感じました。 都市部においても自然環境を保全し、復元・創造し、また、都市の温熱環境を改善するだけでなく、開放感や充足感などのさまざまな心理的な効用を得るためにも、植物を植え、緑地を増やし、建築の壁面や屋上などを緑化する事によって地球環境を少しでも改善されていくと感じました。

 
添付ファイル: fileガーデニング.jpg 219件 [詳細] file緑地.jpg 233件 [詳細]
Last-modified: Wed, 19 Nov 2008 14:39:18 JST (3229d)